SERVICE 物言う下請け・手遅れになる前の

物言う下請け屋根の事

屋根工事だと大抵の方は形状や素材を優先に考えられると思います。もちろん大切な事なのですが雪国に住んでいるのですから、雪止めも大切な部材です。
よく「予算が無いから少なめでいい」と言われますが、必要最低限ないと金具一つにかかる負担がハンパじゃありません。
結果的に金具の破損、脱落など無駄な修理代がかかります。
必要以上に取り付ける事もないのですが、目安として軒先に一箇所、あとは最低でも1,200~1,500ごとに一箇所ずつ。
こうすることで、雪おろしもわりとスムーズに出来ます。これが一箇所減るだけで足がかりも少なく一ヶ所に荷重がかかる為、滑りやすく金具も破損しやすくなります。
外観上は気にならず予算の関係もあるでしょうが、特に雪の多い地域では頭の片隅にでも入れておいて下さい。

もう一つ横葺き屋根の種類にAT葺きという屋根材があります。割と多く使用されているのですが、これには後から取り付け出来る雪止め金具があります。
屋根に穴をあけずに挟んでボルトで締め付けるので雨漏りの心配も要らないのですが、メッキ品とステンレス品とでは、あきらかにメッキ品は錆や痛みが早くてビックリします。
場所によっては5年ぐらいで錆がでるんじゃないんですかね。
逆にステンレス製は10年以上前に取り付けた物でもいまだにボルトも回るし全然問題なしです。
もしも取り付けを検討されているなら、予算もあるでしょうけどステンレス製が長い目でみてもお得です。

物言う下請け雨漏りした場合

基本的にはコーキングですが、あきらかに穴が開いている以外はむやみに塗らない方がいいです。
逆に水の抜け道が無くなって取り返しのつかない場合もありますので。
築年数の経過してる場合は大抵が劣化してますので、張り替えでないと修理できない事もあるので
出来るだけ専門業者に任せた方が無難です。高所で危険な場合もありますし・・・
そのかわり雨漏りが確実に直ったのを確認してから、料金の支払いが出来る業者がいいですよね。

物言う下請け上貼り・重ね貼り・カバーリング施工

外壁の改修工事ではよく聞く言葉で、よく聞かれるのですが基本、特に一般住宅では撤去しましょう。
利点として、雨漏りの有無、下地の確認・腐食の為の交換等などの普段確認出来ない箇所も修理が できます。腐食した柱や下地に、いくら高価な外壁材を貼っても腐食したものは直りませんから。
よく廃材がでないとか、空気層ができて断熱効果がアップすると聞きますが廃材がでない代わりに 新規で貼る外壁材の為に下地工事が必要になります。窓枠よりも外壁材が外にでれば額縁や見切り といった部材が必要なので、撤去した場合とさほど価格面では差がないと思います。
逆にモルタル壁や窯業系サイディングでアスベスト含有品の場合は、撤去・処分費用がメチャメチャ 高いので予算的に仕方ないとも思いますけど・・・。

そうでない鉄板系やノンアスベスト製品なら剥がしましょう。最終的に解体する日がくるんですから 次の世代に押し付けず、処分しましょう。 かと言って変な話ですが、樹脂製サイディングやアルミサイディングの一部の商品は基本的に雨水が 侵入する構造なので撤去出来ません。既存の外壁が2次防水の役割をするので必要です。
そのかわり、しっかりした下地処理は必要です。
屋根の工事に関しても、同じで基本的に撤去しましょう。鉄骨造りなどで木目板などが敷いてある場合や 昔の住宅で時々見かける、湿気採りや断熱代わりに古葉が敷いてある場合等は状況をみて カバーリングや合板等を貼って上貼りする事もあります。
ですが外壁同様に雨漏りの確認等が確実に 出来ますので、基本は撤去しましょう。

物言う下請けささいな事

雨樋の角型ですが、軒先との一体感もあり見た目もキレイでハウスメーカーの標準仕様みたいです。
ですが雪国向きではないので破損しやすく、販売メーカーによって形状も違うので部材の在庫も 難しく、簡単に修理ともいきません。
1mの交換で済むのが2mや3mも交換しないと完全に修理が 出来ない場合もあります。半丸の雨樋でしたら雪にもわりと強くメーカーが違っても納まり、大抵の業者さんも在庫しています。
場合によってはホームセンターでも売ってるのでお客様自身でも修理が可能です。
それでも構わないなら別ですが、その分他に予算をまわした方がいいような気がします。

物言う下請け価格について

お客様にとって一番重要な事だと思います。例えば家電品や生活雑貨等のように まったく同じ商品ならば1円でも安い方がいいと誰でも思います。
しかし住宅ではそのまったく同じ商品でも取り付け方法や施工法の違いで価格に差があります。
当然ですがA社・B社・C社おそらく、みんな施工法が違います。
簡単に施工法と言いますが、鉄板系サイディングの場合ただカットして取り付けるA社やカットして 裏打ちの断熱材を水が吸わないようにカットするB社・なおかつカットした小口を曲げコーキングを 剥がれにくくするC社。A社は安いけど一工程も二工程も省略している。C社は高いけど手間が かかっている。無駄な作業なら別ですが、大事な作業だと仕上がり・防水性能が全然違います。
見た目は一緒でも、中身は全然違うんですよ。
仮にC社にA社と同じ仕様でいいから、同じ金額とお願いしても断れるのではないかと? 当然、後々雨漏りやクレームになる事が予想出来ますから。ポリシーとでも言うんでしょうか・・・ お客様は、おそらく分からないと思いますが、ここだけの話ビックリするぐらいヘタクソな 業者もいれば逆にそこまでするかと値段以上の作業をしてる業者もいますので 値段だけ見て決めるのはキケンだと思います。
かと言って無駄にメチャクチャ高額な悪徳業者も、訪問しているので注意してください。
同じ商品でもそれを取り付ける業者の考えがバラバラなので、違うのは当たり前なんです。
後で困るのはお客様自身なので、内容もよく確認することも大事です。

手遅れになる前の修理・営繕工事

このままの放置は建物全体を傷めることになりかねません。 早めの修理がお勧めです。

  • 軒樋、金具および集水マスの破損。

  • 金具は無事だったので場所をずらしてビス止め。 軒樋は交換。集水マスは雪に引っかかりにくい タイプに交換して修理完了。

  • 鉄板系縦樋の腐食。

  • 多雪地域では鉄板系が主流のようですが、 長岡辺りでは塩ビ製の方がよく使われます。

  • 雨水が溢れるので雨樋の掃除。

  • 破損部分も無く掃除の完了。

  • 時にはこんな所にまで・・・ こうなると修理が必要です。

  • 雪止め金具の破損。

  • 幸いにも屋根材には穴も無く、 金具のみ交換して復旧工事完了。

  • 軒樋の破損。

  • 金具と軒樋の全交換はせずに 破損部分のみ交換、修理。

  • 角型軒樋の雪による破損。

  • 雪で曲がった雨樋の内吊り金具。

  • 金具の交換。

  • 復旧工事の完了。

手遅れになる前の屋根アングルの修理・追加

  • 雪止めアングルの破損。

  • 他の箇所にも破損の恐れがあります。

  • 破損した金具を全て撤去して 新しい金具と交換します。 もちろん屋根材も確認して 補修もしくは張り替えます。

  • 既存屋根を剥がしたりせずに、 後から取付けが可能な金具です。 ボルトで締め付けるタイプですが、 金具1個の許容最大荷重が写真のタイプで 660kgもありますから、安全です。 アングルと併用すれば重みが分散して、 より安全になります。 重ねて説明しますが、 雪おろしは場合により必要です。

トラブルがなくても現地調査歓迎!

屋根・外壁のプロとして10年に1度くらいの点検をオススメしています。
今まで気にしたことがなかった、ずっと放置しているなどピンときたらまずはお気軽にお問い合わせください。

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